時事英語で覚える英語
２０２３年１０月 ガザ
- 2023年10月にガザのハマスが、イスラエルでテロ攻撃を行い、イスラエルがガザへ報復攻撃を始めました。以下は2023年10月23日のCNNニュースです。
- ≪例文≫
Some parents in Gaza are now writing their children's names on their legs to help identify them, should they or the children be killed. （CNNニュースより引用）
≪訳≫
ガザの親たちの中には、万一自分や子供たちが殺されたら身元を確認する助けになるようにと、子供たちの脚に名前を今書いている人もいます。
- ≪語句≫
★identify 〜の身元を確認する
★help+原形不定詞 〜する助けになる
- ≪文法解説≫
ifが省略されると倒置が起こり、
ifが消え、助動詞（should）＋主語（they or the children）の語順になります。
見かけは、疑問文の語順になります。
- 上の文は、省略されたifを補うと
should they or the children be killed.
＝if they or the children should be killed.
万一自分や子供たちが殺されたら
という仮定法未来の文です。
- このifの省略はなかなか気づきにくいです。
疑問文の語順なのに、文末にクエスチョンマークがないときは、「ifが省略された倒置」ではないかと思ってください。
また、上の文では、コンマがshouldの前についているので、多少気づきやすいですが、コンマなしでいきなり疑問文が始まることもあります。
大学入試問題などでは、この表現をしばしば見かけますし、下線部和訳にもよく出題されます。
