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2022年9月  ウクライナのニュースから 「with+名詞+分詞」の構文

  • 付帯状況を表す
    「with+名詞+分詞」の構文
    は、
    「どんな様子か」を表すための簡潔な表現で、
    下のような形でしばしば使われます。
  •  1.「with+名詞(目的語)+現在分詞(補語)」
              名詞=現在分詞の状態で

     
    2.「with+名詞(目的語)+過去分詞(補語)」
              名詞=過去分詞の状態で

    with構文

     この形での名詞(目的語)は、分詞の意味上の主語であり、独立分詞構文の一種です。


  • この構文は、「with+O(目的語)+C(補語)」
    という形ですから、
     
    O=Cという関係が成り立ちます。

     
     O(目的語)=C(補語)の関係をしっかり把握して、
     まず直訳してから、意訳しましょう。
  • ≪例文≫

    2022年9月  ウクライナのニュースから

    ロシア軍が占領していたイズューム市から撤退した後に、ロシア軍が虐殺した死体が多数、森の中に埋められているのが見つかりました。

    There were several bodies /with their hands tied behind their backs,
    / and one person was buried /
    with a rope around his neck.
    両手が後ろ手に縛られた状態の死体がいくつかあったし、
    1人は、ロープが首の周りにある状態で、埋められていた。

    ≪解説≫
    with + their hands(目的語)+ tied(補語 過去分詞) behind their backs
     
    両手=後ろに縛られている、という関係が成り立ちます。

    with+a rope(目的語)+ around his neck(補語 前置詞句)
     ロープ=首の周りにある、という関係が成り立ちます。
    こちらのは、分詞ではなく、前置詞句が使われている例ですが、
    O(目的語)=C(補語)の関係が成り立つのは同じです。




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