福岡市 私立中のメリット

福岡市の私立中と公立中の英語のちがい−私立中のメリット

• 福岡市で 中学受験されるかたへのご参考に。
  私立中を受験しようか、公立中から御三家へ進もうかとお悩みの親御さんは多いと思われます。
  当英語塾は、長年福岡市内外の私立中生を指導してきましたので、わかる範囲で、私立中のメリットとデメリットをご紹介いたします。
• 福岡市近郊の私立中進学校（福大附属大濠中学校、久留米大附設中学校、福岡雙葉中学校のニュートレジャー使用クラス、弘学館、早稲田佐賀ほか）の場合は、中３で高校カリキュラムに入り、公立中より１学年先取り学習となります。
  中学卒業時点で、高校文法の基礎はだいたい終わりますので、中学卒業時には、高１をマスターしたレベルとなり、公立中生との差はかなり大きいです。
  
• また、ニュートレジャー教科書やプログレス２１教科書を使用している場合は、中１、中２の教科書でさえ、公立中使用の教科書の何倍もの量があり、中２半ばで高校内容が始まり、中学卒業時点では大差がついています。
  
• 公立高校受験の勉強をしている公立中生は、中学英語レベルで受験勉強をしなくてはいけませんので、中学卒業時には、中高一貫校生との間には１年分の差があり、この１年分の差は、そう簡単に埋められるものではありません。
  
• そもそも、公立中の英語自体が、かなり易しく、これを学習するのに３年もかけるのは、もったいない話です。
  公立中出身者は、大学受験のための学習を高校３年間のみでしないといけなくなりますが、大学受験英語のレベルは非常に高く、難関大学受験のためには、３年ではとても足りません。
  
• こういう点を考えると、中学時代をもっと有効に使うべきで、中高一貫校のカリキュラムの方がメリットが大きいです。
  また英語学習には、少しでも若い方が有利ですので、なるべく中学生のうちに、多読やリスニングの訓練などを大量にしておくべきです。
  特に、リスニングやスピーキングなどは、若いほど耳が良いので有利です。
  
• 上記のように、大学受験対策として考えた場合、中高一貫校のカリキュラムのほうが有利ですし、各校とも大学入試で合格実績を出しているのは中高一貫生がメインです。
• 医学部などの難関大を目指す場合は、中高一貫校で、先取り学習して、高３のときには、余裕を持って大学受験に臨めるというのが理想的です。
• あるいは、中高一貫校は、指定校推薦と言って、私立の志望大学に高確率で合格できる枠をたくさん持っていますので、これを利用するという手もあります。
  ただし、人気大学の場合は、推薦を希望する生徒が多く、推薦枠をめぐって競争になりますので、学校での評定を高くしておく必要があります。
• このように中高一貫校には学業面でいろいろメリットがありますが、そのメリットを享受できるのは、あくまでもよくついていけた生徒の場合で、その裏では、消化しきれずに低成績になる生徒がかなり出ます。続く