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福岡大学 英語 予想問題

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〒810-0022 福岡市中央区薬院2−1−8リアン薬院4F

福岡大学 英語入試予想問題と解説

整序英作文問題

  • 次の日本文の意味を伝えるように英文の(a)〜(f)の空欄を1〜7の語(句)で埋め、その番号を記入せよ。なお、使わない語(句)が各問に一つずつある。

    インターネットのおかげで、買い物に出かけなくても、欲しいものがなんでも買えるようになりました。

    ( a ) ( b ) ( c ) ( d ) to buy anything we want ( e ) ( f ) for shopping.

    1. enabled 2. without 

    3. the Internet
    4. us  5. thanks to 
    6. has 7. going out


考え方

  • 「〜のおかげで」から、thanks to the Internetという表現に飛びつきがちですが、よく考えてみましょう。
    Thanks to the Internetで始めると、これ自体は副詞句ですから、主語ではありません。
    したがって、そのあとに文の主語が続くことになるはずですが、
    主語は名詞しかなれません
  • 選択肢で、the Internet以外に、名詞になりそうな語句は、going outを動名詞と取って、これしかありません。しかし、この語句は「買い物に出かける」に合わせて、going out for shoppingとつながりそうです。
    というわけで、主語になりそうな語句が選択肢に見つかりませんので、Thanks to the Internetは不可とします。

  • 他に、主語になりそうな名詞(または動名詞)に、the Internetがあり、他の選択肢に、動詞のenabledもあります。
  • ここで、日本語的表現の
    「〜のおかげで…できる」から
           

    「〜が目的語に…することを可能にさせる」

      
    (enable+目的語+to不定詞)
    という物主構文を思いつくことができるか
    がポイントです。
  • the Internetを主語にすると下のような文ができます。

    The Internet has enabled us to buy anything (関係代名詞のthatが省略されています)we want

    <直訳>インターネットが、私たちに、欲しいものをなんでも買うことを可能にさせました。
    <意訳>インターネットのおかげで、私たちは欲しいものがなんでも買えるようになりました。

  • 残り部分の「買い物に出かけなくても」は、前置詞withoutを用いて表現します。
    「前置詞の目的語は、名詞(または動名詞)のみ」という重要ルールに合わせて、

    without going out for shopping
    <直訳>「買い物に出かけることなしで」
    <意訳>「買い物に出かけなくても」

    ができあがります。
  • 福岡大学だけでなく、他の大学でも、enable他の動詞を使うような「物主構文」の問題は頻出です。
    日本語表現が、「〜なので」「もし〜なら」というような出題のときには、「〜が…させた」というような物主構文に直して考えてみること
    を、コツとして覚えておいてください。
  • 「〜のおかげで」という表現と、「thanks to」は、受験生をひっかけるための罠です。
    意味で飛びつかずに、品詞と文法から、正しいかを検討してください。

正解

  • 3 6 1 4 2 7

    ( The Internet ) ( has ) ( enabled ) ( us ) to buy anything we want ( without ) ( going out ) for shopping.


    <直訳>インターネットが、私たちに、欲しいものをなんでも、買い物に出かけることなしで買うことを可能にさせました。
    <意訳>インターネットのおかげで、買い物に出かけなくても、私たちは欲しいものがなんでも買えるようになりました。



補足 語句の追加説明

  • enable+目的語+to不定詞
    <直訳>「主語が、目的語に…することを可能にさせる」
    <意訳>「主語のおかげで目的語が…できる」

    ≪例文≫
    New technology will
    enable ordinary people to travel in space in the future.
    <直訳>新しい技術は、普通の人々が将来、宇宙旅行することを可能にさせるでしょう。
    <意訳>新しい技術によって、普通の人々が将来、宇宙旅行できるようになるでしょう。


    The scholarship
    enabled the poor students to go to the university.
    <直訳>その奨学金は、その貧しい学生たちが大学へ進学することを可能にしました。
    <意訳>その奨学金のおかげで、その貧しい学生たちは大学へ進学できました。



  • enable+目的語+to不定詞
    と同様な使い方の動詞をまとめておきます。
    また「直訳で構文を理解してから、意訳する」という2段階のステップ(直訳→意訳)を踏むようにして、理解を確実にしましょう。


    ●「動詞+目的語+to不定詞」の構文で、物主構文によく使われるもの

    cause (目的語に(結果的に)〜させる)
    compel (目的語に無理やり〜させる)
    allow (目的語が〜することを許す、目的語に〜させる)
    force  (目的語に無理やり〜させる)
    permit (目的語が〜することを許す)など


    ≪例文≫
    The hurricane
    forced the residents to evacuate to the safe places.
    <意訳>ハリケーンは、住民たちに安全な場所に避難することを強制しました。
    <意訳>ハリケーンのせいで、住民たちは安全な場所に避難せざるをえませんでした。




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